聞いたこともあるかと思いますが、色々な爬虫類の餌となるフタホシコオロギの飼育となります。
色々な業者が10万円程度の資金で飼育者を募集していますが、そんなに費用を掛けなくても可能です。
販売先は、全国のペットショップ・大学の研究機関や個人がターゲットになります。
◆仕入れ
ネット上において、フタホシコオロギ販売として検索すると販売業者が見つかります。
成虫で1匹6円程度で仕入れることができますので、最低でもオス・メスを半々程度で1000匹程度仕入れます。
成虫でなければ交尾ができませんから、体長が2cm以上の成虫が必要になります。
◆飼育方法
飼育のための容器は、家庭によくある蓋付き衣装ケースがベストです。
その蓋には空気穴として3ミリ程度の穴を30コ程度あけます。
そのケースの中にコオロギを入れて飼育します。
交尾後の産卵の為に素焼きの鉢に土を入れて設置します。
素焼きの鉢の大きさは直径15cm、高さ8cm程度の小さなものにします。
プラスチックは不可です。
プラスチックだとすべってしまい登っていくことができないからです。
一つの衣装ケースには500匹程度として下さい。
多すぎると共食いの可能性があります。
オス・メスの判別は簡単です。産卵管があるのがメスです。
鉢に入れる土は公園等にある普通の土で十分です
それとケースの中には、新聞紙を小さくちぎって丸めたものを全体に敷き詰めてください。
コオロギの餌はホームセンター等で売っている鳥の餌がいいでしょう。
ただし、粉末の餌にして下さい。粒タイプだとコオロギには大きすぎて食べられません。
水は霧吹きを使います。新聞紙に軽く水を毎日吹きかけて下さい。
餌については、1日で食べられる長を量をケース内の2ヶ所にばら撒いて下さい。
またコオロギは寒さが苦手ですから、最低でも20度以上になるように管理して下さい。
産卵した鉢は10日に1度新しい鉢に取り替えてください。
取り出した鉢は、約3週間程度で卵が孵化しますから、別のケースに入れて下さい。
平均1匹ののメスは3000個の卵を産みます。
その産みつけた鉢には、毎日たっぷりの水をやって下さい。
水と土の養分で卵が孵化します。
◆孵化後
卵から孵化した子供はとても小さくアリの子供のようです。
ですから、少しの水でも溺れ死んでしまいますから、子供が産まれて水をあげる場合は、
脱脂綿に水を滲みこませてください。
脱脂綿の大きさは、3cm程度で丸めてケースの中に数ヶ所置いて下さい。
餌については、成虫と同じようにケースの中にばら撒いて下さい。
また脱脂綿でもよいのですが、ペットボトルの口に脱脂綿を入れて吸えばでてくるようにもできます。
そして体長が5ミリ程度になったら成虫と同じように飼育していくだけです。
3ヶ月もすれば1000匹だったものが数千匹以上、半年で数万匹になっていると思います。
飼育の詳細につきましては、ネットでフタホシコオロギの飼育方法で検索すればでてきます。
◆販売方法
全国多方面にあります。
ペットショップ等に話してみるのもいいですし、爬虫類の仲間のサークル等にも効果があります。
ヤフーオークションでも効果があります。
販売価格は1匹4円〜がいいと思います。1回の出荷数は個々に設定してください。
通常1回1000匹からが多いです。
発送については佐川急便等に相談して下さい。
ダンボールの箱に入れての出荷になります。
また箱には必ずいくつもの空気穴を開けて下さい。
そして必ず、届ける場合は季節によって営業所止めにして下さい。
夏や冬においては、配送中の温度で死滅することもあります。
一生続けられるビジネスですから、大いにチャンスあると思います。
最近は女性の参加者が増えています。
ではがんばって下さい。